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夏の公開が終わりました(その1) [活動報告]

7月11日、12日、吉村家住宅としては初の夏の公開をおこないました。

両日とも30℃を超える暑さの中、たくさんの方に見学していただき、

またイベントにも参加していただきました。

11日は朗読劇「ヤマトタケル~白鳥になった皇子~」が、

羽曳野・藤井寺両市民有志によって披露されました。

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作者は藤井寺市在住のエッセイスト川上恵さん。

ヤマトタケルが父の命により各地を平定しながら、

最期は能褒野で没し、白鳥となって空へと羽ばたいて行くまでの物語を、

出演者の皆さんが役になりきって熱演。

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メンバーの皆さん、ありがとうございました。

ところで、1日目の公開終了後、土間でちょっとした座談会をおこないました。

この日は、重文民家の活用のあり方を調査研究されている大阪教育大学の碓田智子先生や研究会の方々、

吉村家住宅と同じく重文民家の八幡市・伊佐家当主、舞鶴市・行永家当主がおいでになり、

当保存会のメンバーと意見交換しました。

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碓田先生は、以前から当保存会の活動に関心を持っておられたそうで、

私たちも身が引き締まる思いです。

また、伊佐家当主、行永家当主から、重文民家を所有する立場としての悩みや現状などを

直接お聞きすることができたのは、当保存会としても貴重な経験でした。

(その2に続く)