幹事会 [活動報告]
夏の公開が終了しました [活動報告]
日々暑さが増す時節柄いかがお過ごしでしょうか?
報告が遅くなりましたが7月15日(土)と16日(日)は、吉村家住宅の一般公開でした。
15日はイベントもなく公開だけでしたので、見学に来られた方々はまったりとした雰囲気の中、古民家を楽しんでおられました。
翌16日には、百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録本部会議の福田英人氏による「歴史遺産の活かし方」と題して、文化遺産の分類や保護、活用などについてお話をいただきました。各地の建造物についての事例のほか、重文民家の所有者の意見や維持管理、活用の課題、また、歴史遺産である建造物だけではなく周辺の景観も相応しいことが重要であり、そのためには周辺地域とのつながり、地域住民の協力が不可欠との話など、具体的な事例を挙げていただき、有意義な時間を過ごすことができました。
猛暑の中、お越しくださったみなさま、ありがとうございました。
(N)
※忘れ物のお知らせ
下の写真の水筒の忘れ物がありました。お心当たりの方は保存会までご連絡ください。
春の公開が終了しました [活動報告]
吉村家の桜もちょうど見ごろを迎えていましたが、8日はあいにくの雨模様…。ですがこのような景色も風情があっていい感じでした。午後からは人形劇めだかくらぶによる「一寸法師」や「赤ずきん」などの人形劇をおこなっていただき、皆さんなつかしい様子で人形の動きに見入られていました。
9日は天候にも恵まれ、公開開始の10時とともにたくさんの見学者に来ていただきました。午後からは「春風にゆられて」と題して大阪交響楽団の方々によるヴィオラ、チェロ、コントラバスによる中低音楽器コンサートをおこないました。途中、楽器に触れる体験もあり、最後はアンコールにもこたえていただき、盛りだくさんな内容でした。
人形劇めだかくらぶのみなさん、大阪交響楽団のみなさん、ご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました!
公開 [活動報告]
参観される方は少なかったが、来られた方は熱心で、
吉村家住宅が持つ文化の何かを持って帰られだろうと思います。
イベントで抹茶を接待下さった富高さんと富高さんのお茶の先生
お茶のお仲間の皆さんも寒い中頑張っていただき本当にありがとう
ございました。おいしいお茶でした。
お茶の写真はまた後程報告しますが、今日は床の間に正月だから飾られた
軸と置物の写真だけを。
(正面の軸は吉村家の先祖と言われる敦実親王です。吉村家代々が
恵比寿、大国と一緒に正月に飾ってきました)
(s)
第5回吉村家住宅セミナー終了 [活動報告]
12月4日(日)、第5回吉村家住宅セミナーを開催しました。
今回は、京都府立大学大学院の大場修先生をお迎えして、
「日本の民家研究と吉村家住宅」というテーマでお話をうかがいました。
吉村家住宅は、戦後まもなく解体修理がおこなわれましたが、
これをきっかけに、それまで寺社建築の研究が主流だったのが、
民家研究が画期的な発展を遂げることになったそうです。
そして、多くの古民家の文化財指定も増えていったということでした。
また、 民家では初となった吉村家住宅の解体修理に際しては、
「現生活の便利さを犠牲にしても、建築当初の姿に復元する」という方針で復元され、
それが後の日本の民家の復元修理における大方針となったそうです。
吉村家住宅は民家研究史において、さらには民家の復元修理の歴史において、
とても重要な位置を占めているわけですね。
貴重なお話をうかがうことができ、たいへん有意義なセミナーになりました。
今年度のセミナーは終了ですが、来年度も続けていく予定です。
詳細が決まり次第お知らせいたしますので、お楽しみに!
秋の公開が終わりました [活動報告]
11月19・20日の2日間、吉村家住宅秋の公開をおこないました。
両日ともお天気が心配されましたが、雨は降らずなんとか持ちこたえてくれました。
例年10月におこなってきた秋の公開ですが、今年は関西文化の日に参加したこともあって11月公開にしたところ、
敷地内のハゼの紅葉の時期と重なり、訪れた人の目を楽しませてくれました。
この秋の公開では、近隣古民家との共同企画でスタンプラリーを実施したので、
吉村家住宅を含め周辺の古民家を複数めぐって来られる方が多く見受けられました。
特に20日は、午前中に三田家住宅と寺田家住宅(いずれも柏原市) の公開が実施されましたので、
その足で当家に来られた方も多かったようです。
5軒以上見学された方が応募できる記念品プレゼントはどうやら50名を超えそうで、抽選になるでしょう。
応募された方々、お楽しみに!!
次回の公開は年が明けて1月14日(土)・15日(日)です。
甘酒の振る舞いや、お茶会などを予定していますので、ぜひお越し下さい。
詳細は後日お知らせいたします。
恵我之荘商店街のイベントに出展 [活動報告]
前回に続き、報告しそびれていた出来事の2つめです。
7月31日(日)、羽曳野市の恵我之荘商店街の夏のイベント、夜店まつりに出展しました。
恵我之荘商店街は、吉村家住宅の最寄り駅のひとつ、近鉄恵我ノ荘駅周辺に展開する、約80店舗で構成される商店街です。
恵我之荘商店街振興組合 http://eganoshoushoutengai.com/aisatu.html
吉村家住宅保存会では、住宅の保存と継承を推し進めていくために、特に地元の人たちに知っていただき、支えていただくことが必要と常々考えていますので、
こうした地域密着型のイベントに出展させていただくことで、吉村家住宅への理解を深めていただこうと思った次第です。
保存会のブースでは、吉村家住宅のミニチュア模型と写真パネルなどを展示しましたが、足を止め、説明を聞いていただいた方も多数おられました。
恵我之荘商店街は以前はとても賑わっていたそうですが、最近は人通りも少なくなり、シャッターの降りているお店も多く見られます。
ただ、この日は17時頃からぞろぞろと人が増えて500名近くの人たちが来場され、大賑わいでした。
商店街に関わる人たちは集客や活性化に知恵を絞っておられると思います。
吉村家住宅保存会も、何らかの形でお手伝いできることがあるかも知れないなぁ、と思った夜店まつりの参加でした。
大場先生来訪。 [活動報告]
残暑お見舞い申し上げます。
もうお盆も過ぎたというのに、7月の出来事で報告しそびれていたことが2つほどありますので、
まずはそのうちの1つをご報告します。
7月16日(土)、次回セミナーの講師をお願いしている京都府立大学の大場修先生が、
セミナーの下調べとして吉村家住宅の見学に来られました。
奥座敷からはじまり、客室部・居室部と順にご当主や幹事の説明を受けながらじっくりと見学されていました。
こちらも先生にいろいろと教えていただきながら、あっという間に2時間近くが経ち、
ますます12月のセミナーに期待が高まる有意義な見学となりました。
どんなセミナーになるのか、私たちも楽しみです!
夏の公開が終了しました [活動報告]
遅ればせながら、7月2日(土)・3日(日)におこなった、吉村家住宅夏の公開のご報告です。
2日には粉浜からの団体約60名がお見えになるなど、暑い中、2日間を通して多くの皆さまにお越しいただきました。
今回は七夕が近いということで、屋内の各所に笹飾りを準備し、見学者の方々をお迎えしましたよ。
楽しんでいただけたなら幸いです。
また、保存会幹事のメンバーでもある島泉郵便局長の平井さんをはじめ、他局のスタッフの方々も駆け付け、
郵便局の出張販売のブースも設けました。
2日の午後は、ふれあいの里島泉集会所にて、西田孝司さんによる講演「雄略天皇陵と島泉村」をおこないました。
約60名の方にご参加いただき、古文書をもとに近隣の地名、 雄略天皇陵が円墳であったこと、
長尾街道を隔てた南島泉村と島泉村との間におこった雄略陵の濠の「水利権」や「柴採取権」の争いについて等々、
興味深いお話をお聞きすることが出来ました。
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おかげ様で夏公開を無事に終え、次回の秋の公開に向けて目下準備中です。
この秋は「関西文化の日」に参加しますので、なんと無料公開となります。
ご近所さん、お友達などをお誘い合わせの上、ぜひこの機会においでくださいませ!
イベントなどの詳細が決まればまたお知らせいたします。
セミナーの打ち合わせ [活動報告]
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
先日、夏の公開を無事終了できました。そのご報告については近々・・・。
今日は、すっかり報告が遅くなってしまいましたが、先月のセミナー打合せについてです。
6月23日、12月4日(日)に行う第5回吉村家住宅セミナーの打合せのため、
京都府立大学の大場修先生を訪ねて研究室を伺いました。
大場先生は、「日本の伝統的民家・町家・歴史的町並に関する研究」を研究テーマの一つにあげられており、
セミナーでは古民家建築における吉村家住宅の位置付けなどについてお話しいただく予定です。
詳細が決まりましたらブログやチラシなどで皆様にお知らせいたします。